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2017.07.02落葉樹と常緑樹

落葉樹と常緑樹

いよいよ暑い夏がやってきましたね。
ちょっと木陰で一休みなんて経験、みなさんあるのではないでしょうか。
以前、植栽によって平面だけではなく、
立体的な『空間』のデザインが生まれるという事はお話ししましたが、
今回は、その空間に対して最も効果的な「樹木」に関してお話ししたいと思います。

「落葉樹」と「常緑樹」の違い

落葉樹は、春に萌芽して出た新芽が1年未満で落葉し、次の葉が伸長するまで全く葉を付けない状態になります。一般的に夏期に葉の緑や花を、冬の低温期に落葉した後の枝ぶりを楽しめます。

常緑樹は、冬期になってもすべて落葉せず、年間を通じて葉を付けます。新葉が出る時期に集中して、あるいは長期間にわたって落葉するため、葉が交代するのが目立ちません。

樹木を庭木に取り入れる事により、四季を通じて心地よく暮らす事が出来ます。
葉が紅葉する落葉樹

落葉樹の庭木としての役割は、夏の暑い時期に日よけになり、寒い冬には葉を落とし、温かい日差しをたっぷりと採り入れます。

当店で使用する代表的な落葉樹は、アオダモ・イロハモミジ・マルバノキ・ハナミズキ等、葉の形も様々で紅葉も黄・橙・赤と変化を楽しめる樹木が多いです。
一年中緑の常緑樹

常緑樹の庭木としての役割は、敷地の境界に沿って植栽され、主木や背景としたり、隣地との目隠し等に用いられます。また、北側の樹木は、冬の季節風を防ぎます。

当店で使用する代表的な常緑樹は、シマトネリコ・ソヨゴ・ハイノキ等、洋風ガーデンに合うオリーブや、常緑のヤマボウシもあり、和洋どちらの建物にも合う樹木も多数あります。

ちなみに、常緑樹は落葉しないわけではなく、葉の寿命は短いのもので1年数ヶ月、長いものでは5年以上になります。毎年新葉が展開して古いものから落葉していくので、掃除も必要になりますよ。
暑い日が続きますが、樹木は木陰や冷気を作ってくれます。
お客様の好みや建物に合わせて植栽を取り入れ、
四季を楽しむお庭を一緒に造りましょう。

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