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2018.12.15お正月飾りの話

お正月飾りの話

年末に近づき、いよいよ慌しい時期となって参りました。
さて、皆さんは毎年お正月飾りを飾っていますか?
またお正月の植物といえば松竹梅などが挙げられますが、それぞれ理由があって使われていることをご存知でしょうか。

今回はお正月飾りに込められた意味をお話していきます。

<門松>

年神を家に迎え入れるため玄関に飾られます。
門松には松・竹・梅が使われますが、それぞれに意味があります。

松…一年中葉を落とさないことから、永遠の命の象徴

竹…真っ直ぐに伸びていき、成長が早い事から繁栄の象徴

梅…一年の初めに一番はじめに咲く縁起のよい花
<しめ飾り>

自分の家が年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所であることを示すために飾られたと言われています。

しめ飾りに使われている植物といえば、新芽が出てから古い葉が落ちることから子孫の連続を象徴するユズリハ、葉の裏が白いことから、「心の潔白さ」と「白髪になるまで長生きする」ということをあらわすウラジロなどが上げられます。
<その他お正月に飾られる植物>

南天・千両・万両…どれも赤い実がなる植物です。赤色は“赤ちゃん”の赤でもあるように、出生や始まりを表す縁起の良い色とされています。
また南天は「難が転じて福となる」から、千両・万両はお金を連想させることから「商売繁盛」に繋がるといわれています。

菊…不老長寿を表す縁起の良い花で、日本の「国花」の一つでもあります。

葉牡丹…紅白の色合いと、葉が幾度も重なる様が「吉事が重なる」縁起物とされています。

お正月は日本の伝統文化に触れる良い機会です。
最近は洋風の住宅に合うおしゃれな飾りもたくさんありますし、
フラワーアレジメントや寄せ植えにして室内に飾ってみるのも良いかもしれません。

植物それぞれの意味を知って、もっと身近にお正月を楽しみましょう♪

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