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2019.05.23植物のパワーで早めの暑さ対策を☀~その①

植物のパワーで早めの暑さ対策を☀~その①

年々暑さが増す夏。
熱中症や熱帯夜などに危機感を感じ、対策を講じている方も多いのではないでしょうか。

実は、植物には暑さを和らげる力があるんです。
植物を利用することで環境・地球に優しいといった植物の良さを生かすことができます。

<植物の効果>

なぜ植物が暑さを和らげるのでしょうか?
これには植物の“蒸散”という働きが関わっています。

植物は自分が暑くならないように水分を放出することで体温を調節します。
その放出された水分が蒸発する際に周囲の熱を奪うので温度が下がるといった仕組みになっています。

この蒸散を利用した暑さ対策を3回に分けてご紹介していきたいと思います。
“その①”でご紹介するのは グリーンカーテン です。

お部屋の窓の前に取り付けることで日差しを遮り、風が通ると心地よい涼しさが得られます。
また節電・省エネ効果も期待できます。

基本的には生長の早い「つる性植物」を利用します。
花が咲くものや実が収穫できるものがあるので、育てる楽しみを味わうことができます。

ここからはグリーンカーテンに適した植物を3つご紹介します。
比較的病害虫に強く育てやすいものを選びました。
・ゴーヤ

苗は5月中旬から6月上旬までに植え付けます。
7月頃には実ができはじめ、収穫することができます。

また市場には出回らない、完熟した黄色の実も食べることができます。
                                             緑のゴーヤのような苦味は少なく、メロンの                     
                                             ような甘みがあってスイーツ感覚で食べられ
                                             ちゃいます(*´﹃`*)
・ツルムラサキ

5月中旬ごろから植え付けます。

葉にはビタミン・ミネラルが豊富で、ほうれん草よりカルシウムが多いなど栄養価に優れています。
独特の粘りと青臭さがあるので、茹でるよりも炒め物や天ぷらにすると食べやすくなります。
また7月頃から花が咲きますが、この花と実は両方とも食べることができます!
・西洋朝顔

気温が上がった5月以降に植え付けます。
9月~11月頃花が咲きはじめます。

写真は人気のある「ヘブンリーブルー」という種類です。
他にもピンクや白のものもあります。

同じ朝顔でも日本朝顔という種類がありますが、西洋朝顔のほうが生長が早く背丈も高くなるのでグリーンカーテンには適しています。
また西洋朝顔は昼頃まで花が咲き続け、秋に近づくと夕方でも咲いていることがあります。

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