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2019.08.05植物が暑さを乗り切るコツ

植物が暑さを乗り切るコツ

梅雨も明け、本格的な夏になりましたね。

私たち人間にとっては夏バテや体調不良を起こしやすい時期です。
そしてこれは植物も同じで、暑さ対策を施さないとあっという間に弱ってしまいます。

今回は植物を元気に夏越しさせるコツを紹介します。

~暑さが植物に与える悪影響って?~

・人が日焼けするように、植物も強い日差しによって葉焼け、幹焼けといった症状を起こすことがあります。
・土が乾きやすくなるので、乾燥に弱い植物は特に気をつけなければいけません。
どんな植物も根に水が届かないと干からびてしまいます。
・地中温度が高くなると根が呼吸できず酸欠状態になり、根腐れを起こすこともあります。
コツ①~水やり~

夏は気温が高い日中を避けて水やりをします。
暑いときに水をあげると土の温度が上がり、根が傷む原因になります。
気温が低い朝・夕方の時間帯での水やりが基本です。
コツ②~マルチング~

マルチングとは、植物が植わっている土の表面をウッドチップ・バークチップなどのマルチング材で覆うことです。
マルチングを施すと土が乾燥するスピードを緩めることができます。
また土が直接日に当たらないので雑草が生えるのを抑える効果もあります。
さらに地表温度を調整するので温度差の少ない環境に整えることができます。

おすすめマルチング材
【バークチップ(写真)】 マツの樹皮が主に使われる。赤茶色でウッドチップより粒が大きいものが多い
                                      【砂利】 色が豊富で和風・洋風それぞれの庭に合う物を選
                                      べるので、庭の表情を一気に変えることができる
コツ③~暑さに強い植物を植える~

暑さに強い植物は原産地が南米など暑いところのものもあるので、選ぶ際はぜひチェックしてみてください。
今回は耐暑性のある多年草を3つ紹介します。

エキナセア
北アメリカ原産。
花の形が特徴的なハーブの一種。
写真はプルプレアという品種ですが、ほかにも八重咲き・白色など種類が豊富にあります。
背丈は1mほどに成長し、迫力のある姿を楽しめます。
宿根サルビア

主にメキシコやブラジルが原産。
品種が多く花の形、色もさまざま。
特徴があり、比較的育てやすい種類を少しご紹介します。

【サルビア・メキシカーナ ライムライト】 ライム色の葉と青い花のコントラストが特徴。
【サルビア アズレア】 アズレアは空色の意味を持ち、名前通りの青い花を咲かせます。
サルビアの中でも背が高く、1.5mほどに成長します。
【ジャーマンダーセージ】 葉はシルバーリーフで青紫の花が咲く、ナチュラルな印象の花です。
アガパンサス

南アフリカ原産。
環境適応能力が高く比較的育てやすい植物ではありますが、日光がよく当たり、水はけが良いほどきれいに育ちます。

成長すると1mを越すほど背が高い植物なので、花壇の後景に植えると見ごたえがあります。

紹介したコツを上手く取り入れて、夏らしい華やかなお庭造りに役立ててみてくださいね。

植物が暑さで弱っていないかよく観察しながら、健康・元気に育てていきましょう!
また私たち人間も、無理せず体調管理をしながらお庭造りを楽しみましょう♪

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