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2020.06.27『除草』から『防草』へ 雑草対策

『除草』から『防草』へ  雑草対策

梅雨の雨、さらに気温の上昇により雑草が旺盛になる時期がきました。

雑草を抜くのは大変な作業…
でも『除草』から『防草』へ、やり方を変えると手間が減らすことができます。

<雑草が繁殖する条件>
雑草が増えるということは、雑草にとって快適な環境にあるということを意味します。

~雑草を増やす要因~
・水分・・・水分が多いと雑草が伸びるスピードも上がる
・養分・・・肥料過多は雑草を増やす原因になる

水やり頻度を減らす、効き目がおだやかな緩行性肥料を使うなど、ちょっとしたことですがすぐに実践できるはずです。
まずはこの2つを見直して、防草への意識を高めましょう。
<雑草を取る方法>
まずは今ある雑草に対処していきましょう。
除草剤を使えば簡単ですが、庭木を枯らすなどの悪影響を与える恐れがあります。
植栽が植わっている場所では、根を残して刈り取る方法が有効です。

根は養分を蓄えているため、雑草の根であっても残すことで養分と空気が土中にとどまり、微生物が増えてやわらかく良い土をつくるのをサポートしてくれます。

ただし、スギナ、ヨモギ、チガヤ等は“地下茎”で増えるので、根が残っている限りは広がり続けてしまうため、根ごと取ってください。
<防草の方法>
次は、防草対策をしていきます。

グランドカバーを植える

グランドカバーとは、地面を覆うように成長する匍匐性(ほふく性)をもつ植物のこと。
根を広く這って密に茂るため、雑草の入る空間を減らしてくれます。

またグランドカバーは踏まれても平気なくらい丈夫なものが多いのも特徴です。
~グランドカバーに向く植物~

・クラピア・・・種類が豊富で成長が速い

・イブキジャコウソウ・・・日本に自生するタイム(ハーブ)の仲間で香りがある

・セダム・・・多肉植物で乾燥を好むため頻繁な水やりが不要
防草シートを敷く

防草シートは、雑草の光合成に必要な光を遮ることで成長を抑制するものです。
家屋廻り等の植栽を植えない所では砂利等で覆うことで防草効果もアップし、スッキリとした見た目になります。
また写真のように上から人工芝を貼れば、鮮やかなグリーンがお庭を明るくしてくれます。

ただし防草シートの経年劣化は避けられないので、数年おきに貼り替えが必要です。

雑草に絶やす時間を減らして、少しでもラクできれば良いですよね。

雑草が生えにくい環境作りをして、雑草との向き合い方を変えてみましょう。

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