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2021.11.26春に開花する「球根」の秋植え

春に開花する「球根」の秋植え

冬の訪れをすぐそこに感じる11月。
アルファテックでは毎年花の植え替えを行います。

その際にチューリップの球根を一緒に植えるのですが
今回は球根植物の魅力についてお伝えします。

<球根植物とは?>

球根自体に花を咲かせるための養分や水分が入っているため、基本的に栽培が簡単ですが、寄せ植えなどプランター栽培の場合は水やり必須です。

秋植え球根の代表格と言えば「チューリップ」。
その他に植えっぱなしでも毎年花を咲かせる「スイセン」や、水栽培で有名な「ヒヤシンス」などがあります。

春になるとぐんぐん葉を伸ばしきれいな花を咲かせる球根植物は、今が植え付け時期。
一般的に気温が肌寒くなってくる15℃前後くらいの時期が最適です。

それでは秋植え球根を特徴別に見ていきましょう。
<広い花びらで華やかな印象>

・チューリップ
品種が豊富で国際的に登録されている品種数は数千品種に及び、毎年新しい品種が増えています。
花の色は赤・白・黄色をはじめ、ピンク・紫・オレンジ・複色などさまざま。
咲き方もユリ咲き・パーロット咲き・フリンジ咲き・八重咲きなどいろいろな咲き方があり、品種によって開花時期と花丈が異なります。

・ラナンキュラス
開花期間は3~5月と長く、他の春の花と寄せ植えしやすいのが魅力。
赤・ピンク・黄・オレンジ・白・紫・緑・複色などの花色に、ボリュームある八重咲き・半八重咲き・花芯が見える品種などバリエーション豊富です。
<細い葉が特徴的>

・スイセン
早春に花が咲き春の訪れを知らせる可憐な花。
白・黄色以外にピンク・緑・オレンジなどあります。
一本の茎から一本の花が咲く種・日本水仙のような房咲き種・八重咲種など、新品種のスイセンが毎年のように登場します。
地植えが可能で、花後に葉を残してしっかり日に当てれば翌年もきれいな花を咲かせます。

・クロッカス
数輪の花の周りに松葉に似た細い葉が特徴的。
花色は黄色・紫・白・複色の春咲き種で、出回る量は少ないですが秋咲き種もあります。
耐寒性が強く雪が積もっても問題ありません。
日向に置き土の乾燥に注意して育てましょう。
<花茎にたくさん花を付ける>

・ヒヤシンス
よく目立つ豪華な花と強く甘い香りが魅力。
白・赤・黄・ピンク・紫・クリームなどカラーバリエーション豊富で、鉢植えや庭植えで用いられる品種と、主に水栽培で用いられる品種に分けられます。
鉢植えや庭植えの場合、花丈の高いヒヤシンスやチューリップは後ろで花丈の低いムスカリは手前に植えると、プランターや花壇がよりバランスよく見えます。

・ムスカリ
コンパクトなサイズで大きくなっても草丈15cmほど。
一般的な青紫をはじめ、水色・白・ピンク・複色、珍しいところでは黄色のムスカリもあります。
丈夫で庭に地植えをするとよく増え、植えっぱなしにできる種類が多いです。
春に咲く秋植え球根の花は
寒さを感じて花芽をつける性質を持つものが多いので、
遅くても年内には植え付けを行います。

今はパンジー・ビオラ・ハボタンなど
華やかに彩ってくれる花や葉で寒い冬を乗り越え、
暖かくなる春に向けた計画性のある寄せ植えで
それぞれの季節の庭を楽しみましょう。

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