『部屋の間仕切りは成長と共に変化』
春から中学生になる双子のお子様の為にお部屋を間仕切り。
将来性も考慮した造作の間仕切りに、お子様達も喜んで下さいました。
<工事内容:間仕切り、内装>
小山市 K様邸
■お客様のご要望■
双子のお子様が中学へ進学するので、一部屋を区切り二部屋にしたいとの事でした。
通常のコストのかかる間仕切壁工事ではなく、将来性を考慮した上の簡易的な間仕切りをご希望でした。
また、既存の本棚があるのでそれを活かした間仕切りをご希望されていました。
こちらは、反対のお部屋からみた間仕切り。
本棚と間仕切りの造りを逆にし、スペースを有効活用しました。
今回ご予算の面、将来的に取外しが出来ようにしたいとのご要望がございましたので、造作の木製間仕切りをご提案。
コスト面を考慮し杉材の貫板を使用。
横貼りしデザイン性もアップ。
また天然木なので杉のいい香りが部屋中に広がりリラックス効果もあります。
<アジャスター>
お客様がホームセンターで購入された2×4材用アジャスターを利用しました。
アジャスター材と2×4柱材と合わせ、木製間仕切りを造作。
<アジャスター調整部>
職人さんの計らいでアジャスター調整ネジ部に穴をあけて頂きました。
毎日ご利用になられると使用しているうちにアジャスト部が緩くなってしまう事を考慮し、調整できるよう加工しました。
ちょっとした気遣いに、お客様にも喜んでいただけました。
またお客様のご希望で一部貫板に隙間を空け、ハンガーや小物が下げられるように細工。
一部杉貫板とコンパネの間にふかし材を仕込み、
ハンガーや飾り物が出来るよう1cm程の隙間を作りました。
強度の面を考慮し2×4材にコンパネをビス止め後に杉貫板をビス止め。
簡易的ですが安心できる間仕切りとなりました。
こちらの仕上がりもお客様に大変ご満足いただきました。
半分を既存収納、半分を木製間仕切りとしコスト削減。
低コストでデザイン性も良く、杉の良い香りでリラックス効果もあり、とても居心地のよい空間になりました。
『こんなによく出来ると思いませんでした』とのお言葉を頂きました。
お客様のアイデア溢れる間仕切り。天井も壁も傷つけずお部屋を上手く間仕切ることが出来ました。
ご契約の際にはお子様が板材をご自分でペイントするのを楽しみにしておられましたが、完成後、杉の良い香りとデザイン性を気に入っていただいた為、塗装せずそのままご利用になられており、『子供たちもとっても喜んでます』とのお言葉も頂きました。