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2021.06.25「宿根草・多年草」で魅力ある庭づくり

「宿根草・多年草」で魅力ある庭づくり

先日アルファテックでは花の植え替え作業を行いました。
一気に夏らしい鮮やかな庭へと様変わり♪
その中に、植え替えを行わない「宿根草・多年草」があります。

今回は宿根草・多年草の魅力についてお伝えします。

<宿根草・多年草とは?>

便宜上使われている園芸用語ではありますが
宿根草とは「一年のうちのある期間、生育を止めて休眠し、季節が来ると芽を伸ばして再び生育する草花」
多年草とは「休眠期があっても地上部に茎葉が残る草花」です。

つまり一年草とは違い、屋外で冬越しできる草花です。

また、日なた・日陰・湿った場所・乾きがちな場所など、それぞれの環境に合うものを多数ある種類の中から選ぶことができます。

宿根草・多年草の種類が豊富な「山野草」について、過去の植栽ブログで触れています↓
https://alphatec-jp.co.jp/blog/522
<宿根草・多年草の魅力>

種類が多い為、いろいろな姿形のバリエーションが楽しめます。
花色や葉色の違う園芸品種もたくさんあり、簡単に栽培できるものから少し難しいものまで、場所や庭のスタイルに合わせて、自身に合った宿根草・多年草を選びましょう。

門柱などの構造物や立木の足元を彩った庭や、花の咲かない時期は一年草や球根植物を上手に組み合わせ、季節毎に花を咲かせる花壇を作るなど、さまざまな場所で植栽が可能です。
もちろんアルファテックのように、鉢の中に植え替えのない宿根草・多年草を利用することもできます。
<背の高い宿根草・多年草>
成長すると100cm位となり、庭の背景を造ります。

・ルドベキア(落葉)
夏から秋にかけて、黄色に黒い目のある花を群がり咲かせます。
ルドベキアはさまざまな種類があり、この写真の「ルドベキア・タカオ」は、たいへん丈夫で花付きが良く、一株でもボリュームのある株に。
日なたを好みます。

・ニューサイラン(常緑)
剣のような立派な草姿が、庭の点景や小さな葉郡のメリハリ役に。
銅葉や斑入りなど多彩な葉色が特徴で、小型の品種もあるので、スペースによって使い分けを。
日なた~半日陰を好みます。
<背丈が中くらいの宿根草・多年草>
成長すると80cmくらいに。

・チェリーセージ(半常緑)
赤・ローズ・白・紫などの花色があり、長期間にわたって花を咲かせます。
暖地では低木状に育ってしまうこともあるが、冬に地際まで切戻すとコンパクトに。
日なたを好みます。

・ギボウシ(落葉)
日本を代表する園芸植物のひとつで、極寒地以外、全国どこでも栽培できます。
葉の緑の色・幅・サイズ・斑入りなど多種多様。
半日陰~日陰を好み、乾燥は苦手です。
<背丈が低い宿根草・多年草>
成長しても40cm以下で、足元を彩ります。

・クリスマスローズ(常緑)
今や冬の庭の定番となり、白・桃・赤・黒などの花を咲かせます。
夏は半休眠状態となり、秋から急に新芽や花芽が充実し始めます。
湿気を嫌うので、水はけのよい半日陰を好みます。

・ヒューケラ(半常緑)
緑がかったシルバー・ブロンズ・プラム・ゴールドなどさまざまな葉色の品種があります。
葉をこんもりと茂らせ、春から初夏にかけて白やピンクの花を多数咲かせます。
半日陰~日陰を好み、高温多湿や極端な乾燥は苦手です。
庭づくりの基本は、自然をお手本にすると、
最小限のお手入れで良い庭になります。
ポイントは日当たりと水はけ。
自然の中でのびのびとたくましく生きる姿から、
好きな場所やたたずまい、共に生きる植物など、
様々な情報が発信されています。

また、花の季節を終え、立ち枯れた姿は独特の風情があります。

季節の移ろいが感じられる自然で
心地の良いお庭を目指してみては?

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