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2021.10.22「秋の実」を楽しむ樹木

「秋の実」を楽しむ樹木

秋の実の代表格と言えば「ドングリ」「マツボックリ」ですが、
それ以外にも季節の訪れを感じさせてくれる
秋の実がなる樹木があります。

今回は見て・食して楽しむ秋の実を付ける樹木を
高木・中木・低木に分けて紹介したいと思います。

<高木>
樹高3m以上の樹木。

・ヤマボウシ(落葉)
6月頃に白い花を咲かせ、9~10月に熟す赤い実は食べることができます。
株立ちでも一本立ちでもシンボルツリーとしておすすめで、冬になっても葉が落ちない「常緑ヤマボウシ」もあります。

・ソヨゴ(常緑)
雌木は10~11月にサクランボに似た小さな赤い実を付けます。
葉が風にそよぐ葉擦れの音が名前の由来で、日本庭園にもモダンな庭にも似合う樹種です。
<中木>
樹高1m以上3m未満の樹木。

・ツリバナ(落葉)
9月の終わり頃から実は赤く熟し、5つに割れて中から美しい朱色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。
垂れ下がって付く花と実が特徴的で、野趣あふれる佇まいに風情を感じます。

・オリーブ(常緑)
9~11月頃、花が散ったあと小さな緑色のフットボール型の実が付き、熟すと黒紫色に。
果実はオイルやピクルスの原材料として楽しめ、実を多く収穫するには違う品種を添えて植えます。
<低木>
樹高1m未満の樹木。

・ナツハゼ(落葉)
果実は10~11月にかけて黒褐色に熟し、甘酸っぱく生食が可能で、ジャムや果実酒などにも加工できます。
紅葉がきれいで半日陰で美しく育ちます。

・シャリンバイ(常緑)
8~10月頃に黒紫色の実を付けます。
香りのよいウメに似た白くかわいい花を咲かせ、ピンクの花の品種もあります。
植物によってさまざまな色や形・質感を持つ秋の実は、
花々とはまた違った美しさがあり、
四季の移り変わりを感じさせてくれます。

秋の実を楽しむ樹木をぜひお庭に植えてはいかがでしょうか。

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