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2022.02.24始めてみよう!魅力的な「バタフライガーデン」

始めてみよう!魅力的な「バタフライガーデン」

徐々に日が長くなり風の無い日は
日向が気持ちよい季節になってきましたね。

暖かくなると共にアルファテックの庭の花達も
ボリュームが出始めています。
春の訪れとともにさまざまな昆虫も活動的に。

その中でも蝶に焦点を絞った
バタフライガーデンをご紹介したいと思います。

<バタフライガーデンとは?>

蝶を誘致するために春から秋まで蜜を供給する蜜源植物を絶やさないように植栽したお庭のことです。

スタイルはさまざまで、草原のように自然に季節の花が咲き乱れる「メドウガーデン」や、園路に沿った細長いスペースにフォルム・大きさ・質感などを考慮して組み合わせた「ボーダーガーデン」など決まりはありません。
花壇に蝶の好む植物を植えるだけでも大丈夫。

それではどういった植物を植えると良いのでしょうか。
<植栽のコツ>

蝶の種類によっては3月頃から成虫がひらひらと飛び始め11月頃まで活動するので、蝶が好む植物であること以外に丈夫で育てやすく長期間咲き続ける植物が良いでしょう。

また飛翔する高さが異なり、日当たりの良い所が好きな蝶もいれば日陰と湿った土が好きな蝶もいます。
特定の色が認識できない個体もいます。

よって、高低差のあるさまざまな花色の植栽がオススメです。
では成虫のために蜜を供給する代表的な蜜源植物をご紹介します。
・ブッドレア(常緑低木)
芳香が蝶を呼ぶためバタフライブッシュとも呼ばれ、夏から晩秋にかけて円錐状の穂状に小花を付ける。
・アベリア(常緑低木)
夏を中心に茎の先端部に房状の愛らしい花を長期間咲かせる。
・マリーゴールド(一年草)
花期が長く丈夫で生育しやすく、初夏から晩秋まで次々と花が咲く。
・ジニア(一年草)
品種が豊富で花色・草丈もさまざま。夏の炎天下でも咲き長く楽しめる。

その他春先から花を咲かせるタンポポやレンゲソウなども蜜源植物です。
では次に身近で見られる蝶の一部をご紹介します。
・モンシロチョウ
日本で最も有名な蝶と言っても過言ではありません。
農地や公園・人家など平地で普通に観察することが可能。
幼虫の時はアブラナ科のダイコン・キャベツなどをエサとするため、家庭菜園をお考えの方は蜜源植物と合わせて植栽計画を立てましょう。

・モンキチョウ
モンシロチョウと並んで日本で最も有名な蝶の1種。
草原や農地・公園などで普通に見ることができ、幼虫はシロツメクサやレンゲなどマメ科の植物を食べます。
モンシロチョウと生息地が重なることも多く、同じ場所でモンシロチョウとモンキチョウの両種を見ることがあります。
・アゲハ
こちらも最もなじみ深い蝶の1種。
平地から山地まで様々な環境で見ることができ、幼虫はミカン科のサンショウやミカンの葉を食べます。

・クロアゲハ
樹木が茂ったところなどやや暗い場所をフワフワゆったりと飛び、街なかから山地まで黒いアゲハの中では一番普通に見られる蝶。
幼虫はアゲハと同様ミカン科の葉を食べます。
蝶は花の開花と共に春の訪れを知らせてくれる
代表的な昆虫になります。

美しい蝶を庭に呼ぶことで心の安らぎを得られ
庭も目的があると手入れの行き届いた美しい庭を
維持しようとする活力にもなります。

毎年同じ庭になっているな・・・とマンネリ化を感じたら
視点を変えて植栽計画を立ててみてはいかがですか。

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