WORK 施工事例

『お風呂を断熱仕様に。もっとあたたかさ・くつろぎプラス』


入浴好きのお施主様の浴室には、「寒さ」・「狭さ」という二つのお悩みがありました。
工事計画を検討した結果、今回は外部に手を入れなくとも両方の悩みをクリアすることができました。

春を感じる季節とはいえ、まだまだ夜は冷え込みます。
せっかくリラックスするためのお風呂、年間通してストレスなくくつろげる場所にしませんか。

古河市 T様邸

<工事内容:浴室、窓、断熱>
<施工前>
■お客様のご要望■

タイル仕上げの在来工法の浴室は、坪庭に出るためのテラス戸が付いている事もあり、とても寒く不快に感じることがありました。
また入浴好きのお施主様は1坪の浴室にやや狭さを感じており、浴室を拡げたいというご希望を持っておられました。
<施工後>
■プランニング時のコンセプト■

浴室の拡張の可否の検討と広くなる浴室への充分な断熱性能の保持をご提案しました。

まず浴室の拡張の検討です。
細かな寸法を現地で採寸し設備計画を考え、そして建物の間取りから構造についての検討をします。
結果、外部に手を入れなくても洗面所側へ拡げることで1.25坪へのサイズアップが可能であると判断しました。

下屋根部分に適切な補強の計画を立て、また脱衣所側の洗濯機の利用に合わせたスペースの確保と給排水配管の細かな納まりもしっかり計画をしました。
次に断熱です。
浴室はこれまでのタイルのひんやりとした寒さから、充分な暖かさを得るために断熱仕様のユニットバスを採用しました。

「タカラ ステンレス浴槽 エメロード」
浴室をまるごと保温材で包んだ「パーフェクト保温仕様」なのであたたかさが長持ちします。
<テラス戸>
熱損失の大きい開口部であるテラス戸は、ユニットバスのレイアウトの関係も有り、壁で塞ぐ事にしました。
この際にテラス戸は浴室外部との結露を防ぐ為の断熱を施しました。
<窓>
ルーバー窓は気密性が低く熱損失の大きな窓の一つです。
今回は外壁に手を入れる解体工事をせずに、窓を交換する「カバー工法」を採用。
ルーバー窓から上げ下げ窓へ変更する事で断熱性と気密性を確保することができます。

外部には面格子を取付け、防犯性への配慮も忘れずに行いました。
1坪のひんやりしたタイルの浴室から、1.25坪で広々とした浴室にしつつも開口部の断熱リフォームを施すことで、従来よりも格段にあたたかいくつろぎの浴室が完成しました。

リフォーム後のお施主様は、「よく通っていたスーパー銭湯の回数も減り、毎日自宅のお風呂に入るのが楽しくなった」と、大変喜んでおられました。
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