WORK 施工事例

『カバー工法による屋根改修+外壁塗装工事』


古くなった外壁・屋根をガラッとイメージチェンジ。

新しい屋根材で既存屋根を覆う形にすることで、コスト・工期カットにつながりました。

<工事内容:外壁塗装、屋根>

小山市 S様邸
<施工前>
■お客様のご要望■

築25年の住宅。

外壁は長い間塗装をしていなかったので、これを機に塗装工事を行いたいとの事でした。

屋根は劣化した既存ソーラーパネルを外した上で、見栄えを良くしたいとのご要望がありました。
<施工後>

雰囲気を変えるために、外壁・屋根共に施工前とは違う色に変更しました。

屋根はそれ程劣化が進んでいないことから、既存屋根の上に金属屋根を被せる「カバー工法」を用いました。
屋根を新しいものへ入れ替えるとなると高額で工期もかかるため、激しい劣化が見られない場合はカバー工法が主流となっています。

今回外壁は1週間、屋根は1・2階あわせて2週間でトータル3週間の工期となりました。
<屋根施工前>

まずは現在使用していないソーラーパネルを取り外していきます。

屋根の表面には苔が生えている状態です。
ソーラーパネルを撤去したところです。

元の屋根の色がはっきり分かり、苔が生えている部分との違いが明確になっています。

屋根材表面の塗装が落ちると苔が生えやすくなり、さらに苔が含む水分により劣化につながることもあります。
<屋根施工中>

既存屋根の上に、雨漏れしないよう防水シートを貼っていきます。

防水性を高め、屋根だけでは防ぎきれない雨をガードする役割があるため、屋根を貼る上では欠かせない大切な工程です。

さらに防水シートの上に新しい屋根材の下地となる木材を取り付けていきます。
<屋根施工後>

下地の上に金属瓦を設置し完了となります。

以前増築部分の屋根から雨漏れがあったことも踏まえ、耐久性・防水性の高い金属瓦「セキノ興産 かわら455」を使用しました。
金属(ガルバリウム鋼板)屋根は軽量で長持ちするため、カバー工法では一般的に使われます。

また下地の厚み等によって屋根勾配が上がることから、安全面を考慮して雪止めを設置しました。
雪止めは除雪するほど雪が積もらない地域に設置し、屋根に積もった雪が一気に落下する危険を防止します。
コロニアルの場合、10年おきにメンテナンスをすることが推奨されています。

色褪せ・塗膜のはがれ程度であれば修復可能ですが、放置すると葺き替えが必要になります。
20年以上経過したコロニアルは、カバー工法または葺き替えの検討をおすすめします。

また金属屋根は30年持つと言われていますが、錆び等による劣化を防ぐため、こちらも塗装等メンテナンスが必要になります。

点検・メンテナンスによって家全体の劣化を未然に防ぐことが出来ます。
定期的に行って、お家を長持ちさせましょう。
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