『視線の取り方がポイント 奥行きのある南入り外構』
奥行きのある南入りオープン外構は
駐車スペースと庭スペースが一度に見渡せます。
そこでポイントとなるのが視線。
スリット・アプローチ・植栽などで配置の工夫をし、
庭スペースに広がりと安心を兼ね備えた外構にしました。
<外構工事内容: 機能門柱、アプローチ、駐車場、カーポート、ウッドデッキ、植栽>
佐野市 N様邸
<施工中>
■お客様のご要望■
奥行きのある南入り外構のため初回打合せの際、お施主様はどのように庭を活用すれば良いのか具体的なイメージが湧いていませんでした。
趣味であるバイクの収納スペースは設置したいとのこと。
視線を意識しお施主様の暮らしを快適にする外構のご提案をさせて頂きました。
<施工後>
■プランニング時のコンセプト■
南北に奥行きのある広々とした敷地。
南側接道は狭い道幅なので、車の出し入れのしやすさを第一に検討しました。
また必然的に玄関までの距離が長くなるため、視線に変化を持たせる曲線のアプローチを提案。
その他広く取ったメインガーデンはフリースペースとし、お施主様がDIYで人工芝を張りました。
<門周り>
『YKKap ルシアスB01型縦型ポスト』に『75角アルミ柱スリット』をプラス。
ゲスト用駐車スペースの奥に設置したので、普段は車が停められていません。
スリットで適度な目隠しをしながらも先に続くアプローチの出入り口として、パブリック空間とプライベート空間を分ける門周りが完成しました。
<アプローチ>
土間コンクリートのアクセントとなる化粧砂利の目地は、ヘアクラック防止も兼ね備えています。
曲線を描くアプローチは歩く人の視線を緩やかに変化させるだけでなく、距離が得られるため空間に広がりを感じることができます。
植栽周りにアプローチ灯を配置し少し距離のあるアプローチを安全に。
そして昼も夜も楽しめる空間にしました。
<植栽・人工芝>
立体物である植栽はアプローチに奥行き感を演出し、自然と目が行く「フォーカルポイント」にもなってくれます。
常に緑色の人工芝と相性の良い常緑エゴノキ(手前)と常緑ヤマボウシ(奥)をバランスよく配置。
足元も常緑の下草でボリュームを持たせています。
お施主様が施工した人工芝は整地・下地作りまでお手伝いさせていただきました。
<駐車スペース>
駐車スペースは常駐2台分+ゲスト用1台分にバイクガレージを設置。
バイクガレージはお施主様自身で組み立てました。
カーポートは『YKKap エフルージュツインFIRST 54-51H』。
フラットですっきりとした屋根は現代のスタイリッシュな住宅に合うデザインです。
<当社提案時CAD図面>
視線を上手に生活の中に取り入れ暮らしを快適に。
豊富な知識と経験からお施主様の暮らしに合わせた外構をご提案させていただきます。