『3台目の駐車スペースが欲しい 駐車場拡張工事』
既にお住まいのお客様でした。
2台用の駐車スペースはありましたが
3台用に駐車スペースを拡張。
使いやすくなっただけでなく、
見た目もスッキリしたことで
ストレスのないファサードデザインになりました。
<外構工事内容:駐車場拡張、土間コンクリート、アプローチ>
宇都宮市 S様邸
<施工前>
既にお住まいになられており、2台用の土間駐車スペースとアプローチの平板だけは施工されている状態でした。
雑草対策として防草シートを敷いていましたので、シャープな建物が少々もったいない印象です。
駐車場拡張に伴いアプローチも効率の良いレイアウトへと変更。
色や素材をご相談しながら進めていきました。
<施工後>
モノトーンがお好みのお施主様。
ご希望もあり、建物外観に合うよう白と黒のコントラストを考慮しご提案しました。
アプローチスペースはカタログや見本から熟考を重ね、際立つブラックと重厚感ある大判の天然石材『東洋工業 レガンテ』を採用。
周囲には天然石の玉砂利を加工した『ミルストーン ホワイト』を敷き詰めました。
モノトーンでシックな印象ですが、ミルストーンの丸みあるデザインが歩く人に優しい印象を与えます。
<施工中>
アプローチの出入り口は乗用車の内輪差を考え、道路に接する部分だけコンクリートにしました。
写真は型枠で形を作り、生コンクリートを流した状態です。
この工程の前に砕石転圧、ワイヤーメッシュ筋をスペーサーで浮かした状態で敷設。
そこへ生コンクリートを流し込み、強度をつけています。
駐車スペースの邪魔にならないよう、そして荷物を持っていても広々歩けるように配置したアプローチ。
施工前は、車を気にしながら駐車場スペースを通って行き来していました。
しかしレイアウト変更と厳選した素材により、際立つ直線のラインがスマートに玄関まで導いてくれています。
道路と住まいを結びつけるアプローチは見た目を良くするだけでなく、ストレスなく歩けることも重要です。
小スペースではありますが、見切り材を何にするかも大切です。
アプローチと庭砕石への見切りとして使用したのは平板と同じ『レガンテストーン』のピンコロ。
ピンコロサイズですが、黒の天然石特有の味わい深さは変わらずにアプローチを締めてくれています。
今回はモノトーンをご希望でしたのでホワイトストーンを周囲に敷き込み、コントラストでメリハリをつけた仕上がりになりました。
対して写真のように、ブラックの自然石乱形と合わせて纏めるとまた雰囲気の違う落ち着いた印象に。
「黒」は誠実さを感じさせる色でもありますので、和にも洋にも対応しファサードを魅力的に演出してくれます。
外構は一つひとつの素材やデザインはもちろん、外観との統一感も美しい仕上がりのポイントです。
まずはお好みの色を中心にご相談いただき、住まいのカラーコーディネートをお楽しみください。