『電柱という条件をクリアにするカーポート』
ほとんどの敷地にカーポートはほぼ設置できます。
ただし複雑な地形や制約がある場合は
そのなかでも最適な設計をすることが重要です。
今回は電柱の存在がネックに。
しかしお施主様と何度も確認を重ね施工をした結果
仕上がりに大変喜んでいただけました。
<外構工事内容:カーポート、マイポートNEXTワイド、駐車場>
宇都宮市 Y様邸
<施工前>
カーポートの設置をご希望でしたが、敷地形状そして電柱が敷地内にあることから商品の選定に悩んでおられました。
ご要望は
・電柱を避けたい
・既存のインターロッキングを傷つけたくない
・すっきり納まる商品がよい
・ご相談前にお施主様の方でお調べになっていた商品は【シコク化成 マイポートNEXTワイド】
これらすべての条件がうまく収まるようプランを考えました。
<施工後>
まずは現状の調査、そしてご希望商品の柱位置や屋根の形状の確認。
結果、お施主様の選んだ【マイポートNEXTワイド】はとても最適な商品でした。
片側支柱デザインなので柱の制約から解放され車への乗り降りがストレスフリーになります。
今まで車まわりを自由に動けていたのと全く変わりありません。
むしろカーポート屋根が付くことで快適さがグーンとUPしました。
有効開口幅をできるだけ確保するため、電柱との隙間と柱の高さを入念に打合せして設置。
もともとあった電柱のすぐ隣に柱がくる設計で車の出し入れにも差支えありません。
そして片側支柱ならではのすっきり感とフラットな形状の屋根は建物外観を引き立たせ、多くの人に好まれる選択肢の一つとなっています。
既存の土間の一部をハツリ、指定の埋め込み高まで穴を掘っていきます。
(※ハツリ=工具を使ってコンクリート製品を削る、穴をあける、切る等の作業全般の事)
片側支柱って強度大丈夫?・・・とご心配される方もいらっしゃると思います。
各メーカーで強度計算された形状としっかりとした埋没設計、そしてコンクリート施工を行いますので安心してください。
お施主様のインターロッキングを傷つけずに残したいというご希望もクリアされました。
敷地内の高低差があり、お施主様も玄関ポーチに立った時の圧迫感を気にされていました。
不安を解消すべく何度も高さの確認をしながら進めます。
またデザインや色も調和するよう考慮。
施工時もフレーム設置の際に工夫しながらの施工となりました。
敷地内でスペースが限られていたことあり多少施工書とは違う手順に変えて収めました。
それらも含め、カスタムメイドするのも当社の得意とするところです。
「思ったよりも圧迫感を感じなかった」と喜んでいただけました。
<提案時CAD>
カーポートを設置する際に電柱が邪魔になる場合はいくつかのプランを考えることができます。
位置を変更して電柱との干渉を避ける方法。
また、電柱の移動が可能であればそれを検討することも重要です。
最終的にはお住まいの建築基準や電力会社との規制に準拠しつつ、お客様の敷地内で最適な提案を考えていきます。
「○○が邪魔で設置は無理かな?」とあきらめずに、まずはご相談ください。