『造作バイクガレージを設けた外構』
カーポートよりも閉鎖的で、
ガレージよりも開放的。
そして何よりデザインがおしゃれ
そんな造作ガレージを
カーポートと目隠しフェンスで造りました。
<施工内容:土留め、カーポート、目隠しフェンス、駐車場>
宇都宮市 T様邸
<施工前>
■お客様のご要望■
①土留め
隣地との境は手を付けていない状態でしたが、その隣地に家が建つことになり土留めが必要となりました。
②ガレージ
駐車スペースの後ろに、バイクを置いたり整備したりするためのガレージをご希望でした。
<①土留め~施工中~>
隣地の計画が進んでいたので、工期短縮と丈夫さから『L字擁壁』を採用。
L字擁壁は既製品の擁壁を現場で積み上げていくので、施工が早いのが特徴。
安定性・耐久性があり、住宅以外に河川などの公共工事にも使われる資材です。
<①土留め~施工後~>
道路側は階段部分と同じグレーの化粧ブロックを施工。
今回新設した化粧ブロックとL字擁壁は、既存の階段側面の化粧ブロックよりも2段分高さを低くしてあります。
L字擁壁はコストがかかるのがネックでしたが、土留めの高さを最低限にすることでコストダウンにつなげました。
その分上の砕石に傾斜がつくため、コンクリートで斜面を抑え、砕石が流れないようにしました。
<②ガレージ~施工後~>
ガレージは丈夫で愛車を守れる安心感のある商品ですが、その分どうしても費用がかかるもの。
それならば、“屋根と壁に囲われた空間”を造れば、ガレージのような使い方ができるのでは?
ということで、屋根はカーポート、壁はフェンスと建物外壁で3面を囲うようにした、造作ガレージをご提案させて頂きました。
<②ガレージ~施工中~>
まずは屋根部分、カーポートの設置から。
『LIXIL カーポートSC』
もともとT様邸の駐車スペースにはカーポートSCが設置されていたため、同じカラーで揃えました。
屋根だけの状態だと、まだガレージ感は薄めですね。
ここから、外壁以外の2壁面を足していきます。
まずは正面の『LIXIL カーポートSC サイドスクリーン』。
カーポートSCのオプションアイテムです。
屋根部分と同じアルミ製なので高級感があります。
もう1面、写真左の隣地境界面には目隠しフェンス『LIXIL フェンスAB』を施工。
サイドスクリーンと同じ横格子のフェンスで統一しました。
駐車スペースは当初、カーポート下1台分のコンクリートが施工されていました。
今回、造作ガレージへの動線もかねて新たにもう1台分のコンクリートを打設しました。
これで囲われている安心感と
風が抜ける解放感が両方味わえる、
オリジナルガレージの完成です。
コストダウンできるのはもちろん、
重厚感のあるガレージとはまた違った
スタイリッシュなデザインが特徴的です。
ガレージを検討していく中で、今回のように
必ずしもガレージでなくとも、ニーズに沿った
ご提案ができることもあります。
予算や立地などお悩みがある方は
ぜひご相談ください。