『プロヴァンス風の庭で、子供たちの笑顔が弾ける』
大きく育ちすぎたコニファー撤去からのご相談。
当初は漠然としていたイメージも、
CAD図面での可視化と丁寧な打ち合わせを重ねることで
ご家族の理想の暮らしへと鮮明になりました。
単なる外構工事に留まらない、
家族の成長と幸せを見守る
特別な庭づくりリフォームです。
<施工内容:庭リフォーム、ガーデン、エクステリア、塗り壁、鋳物門扉、造作台、プロバンス風>
壬生町 M様邸
<施工前>
■お客様のご要望■
ご夫婦と小学生のお嬢様がいらっしゃるご家庭からのご相談でした。
きっかけは「大きく育ちすぎたコニファーの手入れが大変なので撤去したい」というもの。
お嬢様のお友達が頻繁に遊びに来るとのことで「ハロウィーンパーティーやお子様向けのお店屋さんごっこができるような、子どもたちが喜ぶ空間にしたい」という強いご要望がありました。
一方で、植物がお好きで「鉢植えも楽しめるようにしたい」というご希望も伺いました。
<施工後>
*CAD図面でイメージ共有*
当初は漠然としていたお庭のリフォームイメージ。
しかし、CAD図面を用いて可視化しながら打ち合わせを重ねることでその輪郭は次第に明確になりました。
そしてお打合せを重ねごとに「コニファーの撤去」というお悩みから「子供たちの笑顔溢れる遊び場」 「緑のある憩いの空間」というご家族の理想の暮らしが具体的に見え、より豊かな暮らしへ近づいていきました。
*優しい色の壁に映える、アイアン調のデコレーションが印象的なお庭*
素朴な風合いの壁とブラックのアイアン飾りのコントラストが、上品で落ち着いた雰囲気を作り出しています。
窓の上には「WELCOME」のサインがお客様を温かく迎え入れ、その横にはクラシカルなデザインのランタンを設置。
夜には幻想的な光で空間を演出します。
サイン下のアイアン小窓が更なる彩りを添えました。
*お施主様の好きが詰まった空間*
ランプやランプフックは、お施主様が自らご用意くださいました。
この可愛らしい素敵な小窓も、お施主様の「好き」なこだわりの商品です。
こちらの窓サイズに合わせて、壁に埋め込むスペースを施工。
小窓をひらく楽しみと、窓から見える笑顔がとても幸せな時間を作ります。
*温かみのあるアーチ型と奥に見えるコニファーが印象的な門構え*
お子様にちなんだ番地「778」が示された入り口は、まるでこの家だけの特別な物語の始まりを予感させます。
シンプルなアイアン製でありながら重厚感と開放感を兼ね備えた門扉。
その向こうに広がる美しいコニファーの緑と、表情豊かな自然石が織りなすアプローチがまるで別世界への入り口のよう。
その光景は訪れる人の心を魅了し、心躍るような期待感で満たしてくれます。
夜にはアンティーク調の白いランタンが優しく灯り、アプローチを彩ります。
*素材を活かして、手作りの庭づくりへ*
足元は自然石のサークルで味わい深い空間に。
お打ち合わせを重ねる中で、建物建築時に余った素材を踏み石やサークルなどへ有効活用することをご提案。
ご予算とのバランスも大切にし、限られたご予算内で最大限にご希望を叶えることも重要なポイントとなります。
イメージを具現化する施工なので細部にまでこだわり、進捗に合わせて都度お施主様にご確認いただきながら丁寧に作業を進めていきました。
*こだわりの造作木製台*
この庭の象徴ともいえるのが、塗り壁の開口部につくられた木製台。
「お店屋さんごっこのときに、物を置いたりするものがあったら・・・」というお母さまとの会話から生まれ、大工さんによる造作で仕上げました。
”ちいさな広場”のようなお庭の完成です。
完成後はお嬢様の友達が集まる機会が増えたそうです。
*集う場所になった庭と未来の暮らし*
今、小学生のお嬢様がお庭で過ごす時間は遊びがメインとなります。
しかし高校生、社会人と成長と共にそのお庭は友人とお茶を飲みながら近況を報告し合ったり談笑したり、そんな空間に変化するかもしれません。
ご両親にとってもライフスタイルに変化が訪れ、夫婦の将来を語り合ったりする場所として居心地の良い空間になるかもしれません。
写真の奥に見えるガーデンブランコに夫婦で揺られながら、笑顔でのんびり時間を過ごす未来も素敵ですね。
お施主様とのお話合いの中で、コニファー撤去はもう少し様子を見ることにしました。
撤去の際はまたお手伝いさせていただきますので、いつでもお声がけください。