『機能面と色にこだわった キッチンリフォーム』
壁付けI型キッチンから対面型へ
機能面だけではなく使いやすさもグレードアップ。
細かいところまでこだわれるのはリフォームならでは。
お施主様にとっての理想のキッチンが完成しました。
<工事内容:キッチン、パントリー増築>
小山市 I様邸
<施工前>
■お客様のご要望■
子供が社会人になり手がかからなくなったタイミングで、ずっと手を加えたかった水周り・外構・外装など、家のウチ・ソト空間を現在のライフスタイルに合わせたリフォームのご相談を頂きました。
今回のリフォームはキッチン。
リビングに背を向け調理をする形だった壁付けI型キッチンから対面型に変更し、ご家族やペットの顔を見ながら料理したいとのこと。
また、物を収納するスペースであるパントリーをご希望でした。
<施工後>
■プランニング時のコンセプト■
お客様のご要望で「クリナップ セントロ」を採用。
特殊加工を施したオールステンレス製のシステムキッチンです。
錆びにくく熱に強い、優れた強度を持つステンレスは日本の風土に適した素材になります。
キッチン・キャビネット・キッチンパネル・腰壁は全て異なるメーカーですが、木目柄で統一することで空間としてのまとまりを意識し、奥様好みの理想のキッチンが出来上がりました。
パントリーは約一畳の空間を増築。
可動棚仕様なので入れる物に合わせて高さを調節出来ます。
<キッチン・キッチンパネル>
「クリナップ セントロ」は目に見える部分だけでなく、全てステンレスで作られたシステムキッチンです。
ステンレスワークトップはクリナップ独自の「美コート」「特殊エンボス加工」で汚れを浮き上らせ、こすれ傷がつきにくく目立ちにくい。
収納部分もステンレス製のため、調味料などがこぼれても汚れやニオイがしみ込みにくく衛生的です。
キッチンの前面・サイドに付けた「タカラ ホーロークリーンキッチンパネル」は油汚れも水拭きでキレイになるので、汚れやすい場所のお手入れが簡単になります。
<キャビネット・アクセントクロス>
キャビネットは「ウッドワン スイージー」
無垢の木で造られているので使い込むほどに落ち着いた色合いに変化します。
木のキッチンを得意とするブランドで、気になるお手入れの面に関しても心配ありません。
木の風合いをそこなわない塗膜を施しているため、キッチンで起こりうる全ての汚れから守り、サッと拭くだけで日々のお手入れも簡単です。
キャビネット周りの壁紙は、今まで水色のタイル貼りキッチンだった名残もあり水色のアクセントクロスを選択。
お家の雰囲気に合うことは実証済です。
<フロアタイル>
キッチン床はテラコッタ柄・腰壁は木目柄のフロアタイルを選択。
塩化ビニル系の素材のため水に強く、キッチン・洗面脱衣所・トイレなどの床で主に使用されている素材ですが、その特徴から今回キッチンの腰壁にも使用しました。
リフォームで配置替えをしたカウンターでのお食事も気兼ねなくできますね。
<アクセサリー>
キッチン調理台の前にコンセント・キッチンペーパーホルダー・棚付タオルハンガーなど、機能面でも充実させるアクセサリーを取り付けました。
電源を必要とする調理器具の場合、近くにコンセントがなければ常設された炊飯器などの電源から拝借する手間ができてしまいます。
なによりも調理台前に料理中に必要な物が揃っていれば、わざわざ振り向いて作業することがなくなり、作業効率が格段に上がります。
その他、まな板用のホルダーなども取り付けました。
<パントリー/施工中・施工後>
既存の勝手口を出入り口とし、約一畳の空間を増築。
在来工法で増築したパントリーの下地は合板で施工し、お施主様自身でも収納棚などを取り付けられるDIY可能な空間にしました。
断熱仕様の勝手口も新たに設けています。
増築に伴い下屋が付き、窓のサイズを交換する施工をしたことから、工事に関わる外壁を一新。
既存の外壁や境界の取り合いに気を付けながら施工しました。
<窓>
キャビネット前の腰窓を撤去し新たな壁を設け、上部に断熱仕様の縦滑り出し窓を設置。
またキッチン横の上げ下げ窓も断熱仕様に変更しました。
こちらの窓は、既存のアルミサッシ枠に新たなサッシをかぶせる「カバー工法」なので、簡単な工事で断熱性をアップさせることができます。
使いやすさ・掃除のしやすさに加え断熱にも配慮したリフォームで、さらに快適なキッチン空間となりました。
リフォームはお客様が生活されている中での工事となります。
ホコリが工事箇所以外に行かないよう防塵シートで覆い、施工済みの箇所には養生を行いました。
施工中はもちろんリフォーム箇所が使用できなくなるため、工程表でスケジュールを組みお施主様ご協力のもと工事を進め、無事完成することができました。