WORK 施工事例

カビの種類

菌は植物には一種類しか付着しません。
なぜなら植物には菌に対して優先権があり、最初に付着したカビが優先される為です。

しかし無機質物質には優先権がありません。よって数種類のカビが付着します。

どのようなカビが付着しているのでしょうか。
(ファンガス研究所にて撮影)
ペニシリウム属・・・青カビ

【特徴】
あらゆる個所によく生え乾燥に強く発育はやや遅い菌です。
【被害】
汚染、劣化、腐敗、アレルゲン

一般的にアオカビと呼ばれ、賢毒性の強いカビ毒で食中毒になります。


建物の塗装面にも良く生える菌で室内天井やコンクリート擁壁、床下や木部にも付着。




アルタナリア属・・・ススカビ

【特徴】
胞子の形が竹とんぼの羽の部分に似ています。
【被害】
汚染、劣化、腐敗、アレルゲン

種々の食品、空気中などの生活環境に広く存在し鼻炎の原因にもなります。
抗カビ材に抵抗し、紫外線抵抗性もあります。


漆喰壁、木部、コンクリート擁壁などに付着。

クラドスポリウム属・・・クロカワカビ

【特徴】
環境汚染の原因となる黒色菌で湿度の高い条件でよく発育します。
【被害】
汚染、劣化、腐敗。喘息・アレルギーの原因にもなる菌。

風呂場の壁でみかけるカビです。
空中に浮遊するカビの中でも最も多いのがこの菌で冷蔵庫の中でも生息します。


室内空調機や室内天井、浴室などに付着。

アスペルギルス属・・・クロカビ

【特徴】
真菌の中の不完全菌類に含まれるアスペルギルス属の一種アスペルギルス・ニガーを指す場合が多くあります。
【被害】
汚染、劣化、アレルゲン(毒素)アフラトキシンを発生。

日和見感染症を引き起こす代表的なカビ。
真菌感染症(肺アスペルギルス症)コウジカビのなかでも抵抗性が強いとされています。


古い畳やカーペット、コンクリート擁壁などに付着。

現在知られている真菌の菌種は約8,000(一説には約16万)と言われ、それ以外にも未知の菌種が存在すると考えられており、それらを合わせると150万におよぶと推定されています。

これらのカビ達が私たちの生活の中で、毎日ぬくぬくと成長し続けています。

人間にとって有益なカビも多少ありますが、ほとんどはアレルギーなどを誘発してしまう事があるので要注意。

泥、雨水の汚れ?埃のかたまり?と思っていたものも実はカビかも。

では、どうやってカビを取り除いたらよいのでしょうか?
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